· パイロットの目  · 6 min read

はじめまして、小野和彦です

「本質のコンパス」を訪れてくださり、ありがとうございます。 突然ですが、こんな経験はありませんか? 朝起きてスマートフォンを見ると、何十もの通知。SNS、ニュース、メール...。気がつくと1時間経っていて、「結局、何が重要だったんだろう?」と思ってしまう。 私も同じです。 30年間、JALのパイロットとして空を飛んでいました。

「本質のコンパス」を訪れてくださり、ありがとうございます。

突然ですが、こんな経験はありませんか?

朝起きてスマートフォンを見ると、何十もの通知。SNS、ニュース、メール…。気がつくと1時間経っていて、「結局、何が重要だったんだろう?」と思ってしまう。

私も同じです。

なぜこのプロジェクトを始めたのか

30年間、JALのパイロットとして空を飛んでいました。

コックピットでは、気象情報、管制指示、機体データ…無数の情報が流れてきます。でも不思議なことに、本当に重要なのは、実は2〜3のポイントだけなんです。

「本質を見極める」

これは、生死を分ける技術でした。

パイロット後半は、30年の経験が蓄積され、複雑な状況でも直感的に判断できるようになっていました。この直感に、私は絶対的な自信を持っていました。

しかし、退職後にビジネスの世界に足を踏み入れた時、痛烈な現実を突きつけられました。

パイロットの直感は、ビジネスでは全く役に立たない。

資産管理から始まり、様々なビジネス判断において、私の知識はあまりにも乏しすぎました。結果、大きな損失を被り、家も車も手放すことになりました。

なぜこんなことが起きたのか?

答えは明白でした。直感は、その分野の深い知識と長年の訓練の積み重ねがあって初めて機能するのです。

「知っている」と「わかっている」は全く別であり、分野が変われば、また一から学び直さなければならない。

この複雑で多様な世界では、常に学び続け、変化に対応する姿勢がなければ、自分らしく生きていけないと実感しました。

このコンパスが目指すもの

その後、toiee.labの学習理論と出会い、これまでの経験がつながりました。

「本質のコンパス」は、教える場所ではありません。一緒に探求する場所です。

私も完璧ではありません。むしろ、失敗だらけです。でも、その失敗から学んだことを、あなたと分かち合いたいのです。

具体的に何をするのか

📖 週1〜2回のエッセイ

パイロット経験や失敗談から、日常で使える「本質を見極める技術」をお伝えします。

🎯 実践的なツール

クリエイティブクエスチョンなど、すぐに試せる思考法を紹介します。

🤝 対話の場

読者の皆さんとの対話を大切にします。コメント欄は、お互いの学びを共有する場として活用しましょう。

最初の質問

せっかくなので、あなたに質問させてください。

最近、「これは本当に重要なのか?」と疑問に思ったことはありますか?

仕事の会議、SNSの投稿、テレビのニュース…何でも構いません。

コメント欄で教えていただけたら嬉しいです。そこから、きっと面白い対話が始まると思います。

次回予告

次回は、「なぜ貢献することが、単なる楽しみより長続きするのか」について書きます。

パイロット時代に感じた「責任の重さが生む充実感」と、現在の「学びを分かち合う喜び」を比較しながら、人生における本当の満足感について探求します。

一緒に歩みませんか?

この「本質のコンパス」に正解はありません。

あるのは、あなたが見つける「あなたなりの答え」だけです。

失敗も、迷いも、すべてが学びの材料。一緒に探求の旅を楽しみましょう。


小野和彦 元JALパイロット

PS: もしこの投稿が気に入ったら、友人にもシェアしてもらえると嬉しいです。一人でも多くの方と、この対話を続けていきたいと思っています。

Subscribe now

Back to Blog

Related Posts

View All Posts »

座った瞬間にわかること

「失敗は成功のもと」 誰でも知っている言葉です。でも、本当にそうなのだろうかと、最近よく考えます。 失敗が成功につながる人と、何度失敗しても同じところにとどまり続ける人がいます。その違いは、能力の差ではないような気がしています。 失敗の受け取り方が、まるで違うのです。 今、ある場所でパイロットの方たちにアドバイスをする機会をいただいています。

エネルギー

私が乗務していたヘリコプターは一人で操縦します。 だから、どうにでも好きなように、自分の意思をヘリコプターに伝えることができます。まるで手足のように、自由自在に。 風の中でも、ピタッと一点で静止することもできます。 一人というのは、瞬時に自分の意思を行動に移すことができるんですね。

経験こそが価値となる時代になった。

最近、AIを使ってコーディングの世界に足を踏み入れました。 驚きました。プログラミングのスキルなんてありません。技術的な知識もない。でも、「こういうものを作りたい」と伝えるだけで、自分がやりたかったことが一気に形になっていくんです。 今まで「専門家じゃないと無理」と思い込んでいたことが、自分の言葉だけで実現できてしまう。

正しい選択肢なんて存在しない

リーダーシップに最も大切なものの一つに、決断力があると言われています。 まあ、そうだろうなと思います。30年飛んできて、それは否定しません。 ただ、決断力の正体って何なのかと聞かれると、これがなかなか厄介で。 「正しい判断を素早く下す能力」——そう思っている方が多いのではないでしょうか。